平成30年北海道胆振東部地震~今後の注意点と被災地域情報~
9月6日03時08分、胆振地方中東部を震源とするM6.7の地震が発生し、北海道厚真町で震度7、北海道安平町で震度6強を観測しました。
北海道は16日、地震による農林水産業の被害が推計約397億円に上ると明らかにした。土砂崩れで林や農地が被害を受けたり、停電の影響で生乳を冷却できず廃棄したりした。集計は16日時点で、さらに増える見通しだ。
道によると、震度7を観測した厚真町などの土砂崩れで林が大規模崩壊し、復旧費用を約225億円と見込んだ。加えて林道の損壊で約48億円の被害が出た。農業では、農地に土砂が堆積したり、用水路が壊れたりした被害が約93億円。生乳の廃棄など、停電による酪農関連の被害は約21億円だった。